天皇賞(秋) 傾向と予想
【傾向】
●天皇賞3着以内になった馬の翌年以降の成績は下降傾向
(例)
ウオッカ(08年優勝→09年3着)
トーセンジョーダン(10年優勝→11年13着)
ステファノス(15年2着→16年3着)
フェノーメノ(12年2着→14年14着)
ペルーサ(10年2着→11年3着)
●毎日王冠負けた馬の優勝が多い
(例)
→頭はリアルスティールより負けた馬に注目か
●毎日王冠組以外の馬は前走重賞勝利馬を狙え(例外 昨年優勝馬モーリスのみ)
(例)
カンパニー(07年関屋記念→3着)
【予想】
◎⑬グレーターロンドン
一見過剰人気馬に見えるが、初のGIで58キロだった安田記念も4着と能力は一線級だったことを示した。ここまでの過程や勝負服の雰囲気、馬主の運の無さ、脚質から14年勝ち馬スピルバーグを彷彿とさせる。鞍上は田辺で馬場が悪くなると苦戦するだろうが、田辺の「日曜(先週)の調教は道悪だったが軽快に走っていた」という言葉を信じる。
○②サトノクラウン
重馬場は間違いなくこの馬にとってプラス。気分屋なのか走るときと走らないときがはっきりしているため、重い印は打ち辛いがデムーロが鞍上のときはすくなくともそこそこ走るので、それに賭ける。
▲⑦キタサンブラック
馬主が北島三郎氏なので天皇盾は欲しいだろはが本当に勝ちたいのは有馬記念のため、ここはまだ本番ではない。おまけに重馬場はマイナスであるし、馬場傾向も差し有利になりそうで苦戦を強いられそう。ただ先行馬はロードヴァンドールだけだろうから展開は味方するだろう。
△④ネオリアリズム
香港帰りで予定していた札幌記念は回避。仕切り直しの1戦だけにこの2つの不安要素はとても大きい。しかし、自分は今年の京都記念で香港帰りを理由にサトノクラウンを消し見事外れ。頭は無くても十分馬券圏内は有り得る。そしてネオリアリズムを管理するのはそのサトノと同じ堀厩舎。
△⑩ミッキーロケット
データで印を下げてしまったが、データを知る前は本命候補だった。理由は前走が糞騎乗。しっかりこの馬の持ち味の長い脚は生かされていたので能力の衰えは無し。休み明け叩き2走目での変わり身に注目。
△⑭サトノアラジン
不安要素が馬場が重いことだけであるのがこの馬。それが理由で△まで落としたのだが前走58キロで毎日王冠2着はとても大きい。枠も揉まれない外だし、距離も心配ない。毎日王冠2着の方が天皇賞好走しているので期待大。